モンテッソーリ勉強会(日常)
- setagayaseibokdg
- 18 時間前
- 読了時間: 2分
今年度初めてのモンテッソーリ勉強会は【日常生活の活動】です。

まず初めに、モンテッソーリ教育が目指す子どもの姿について、子どもが生まれながらにして持っている「より良く育とうとする力」に触れながらお話ししました。
また、「自立」を目指してどのような見方や大人の援助ができるのか具体例を挙げながら一緒に振り返りました。

園生活の様子をスライド写真で見ながら、子どもを観察するポイントについてお話しました。子どもが楽しんでいる姿、困っている姿、あらゆる姿を観察し、心の声に耳を傾けてみましょう。
そして、「日常生活の活動」における4つのグループについて、活動の提示を交えながらお話ししました。
日常生活の活動とは、挨拶をする・歩く・雑巾を絞る・ボタンを留める・生き物の世話をする等、子どもを取り巻く全ての日常生活の活動を指し、自分のことを自分の力でやるという、自立の基礎が培われる大切な分野です。動きでやり方を示すときの大切なポイントについても、お伝えしていきました。

「お先にどうぞ」「ありがとうございます」「どういたしまして!」
初めて【幼稚園】という社会に出る子どもにとって、他者とのかかわり方を知ること、社会性の育ちも、日常生活の活動において大切な要素になります。
参加してくださった皆様から、
・信じて待つことの大切さが分かった
・子どもの「やりたい」に耳を傾けることを大事にしたい
・家庭での役割、幼稚園での役割というメッセージに励まされた
というお言葉をいただきました。
子どもの心の声に耳を傾け、“1人でできるようになりたい”という思いに寄り添った援助ができるよう歩んでまいりましょう。また、子どもの“楽しい!”や“できた!”を共に喜び合い、愛されている絶対的な安心感の元、生き生きと過ごせるように支えていけたらと思います。