日差しは明るいのですが、強風が吹きあれる日となりました。
朝は園庭も凍って、時間と共に溶けてぬかるむ部分も多くあります。
しかし、子どもたちは元気にマラソンに励んで園庭を駆け巡っています。
今月も、在園児の保護者対象に「絵本の時間」を行いました。
まだ、一度も絵本の時間に参加したことのない親子が集いました。
また、今年度最後の絵本の時間となるため、年長組の保護者の方は卒園間近で感慨深い時期であるという方も多くいらっしゃいました。
順番に、お持ちいただいた絵本にまつわるエピソードを交えながら紹介していただきました。
「今、最も好きな絵本です」とお子様が夢中で読んでいる本をお持ちいただいた方が多かったです。年少組で少し難しいけれど興味をもって毎晩寝る前に聞いているという絵本として、グリム童話『ラプンツェル』の紹介もありました。
『だいじょうぶ だいじょうぶ』の絵本は、お母さん自身へのおまじないの言葉でもあったようです。
不穏な社会状況のなか、お母さんになり、我が子を守って生きていくということへの重圧を感じる時期もあったかと思います。自身の心を落ち着かせるために “だいじょうぶ、だいじょうぶ” と言い聞かせていつも読んでいた絵本ということで、皆様に読み聞かせをしていただきました。
今日、ご紹介していただいた本
『子どもチャレンジ』『だるまさんが』『おばけのやだもん』『アンパンマン』『ロバのシルベスターとまほうの小石』『ラプンツェル』『きょうは、なんのひ?』『ふたりはともだち』『だいじょうぶ だいじょうぶ』『そらいろのたね』『しょうぼうじどうしゃじぷた』『いのちのたべもの』『よいちとトンビ』『だるまさんの』『ちょっとだけ』『かまくらレストラン』『ごあいさつ』『でんしゃがきました』
お母様のたくさんの思いや願いが、お持ちいただいた絵本にこめられていることがよく分かりました。